2018.02.16
畑からのメッセージ
先週の土曜日はおきたま興農舎さんの新年会に行ってきました。
ただの宴会だけではなく、米・野菜・果樹に分かれての反省会(取引先の担当者含む)あり、講演会あり。
盛り沢山です。
子供たちがいるので、宴会に加わることはありませんが、今年は子供たち二人留守番を任せられるようになり、
心おきなく、講演会・反省会に参加してきました。
今年はグローバルな視点から見た日本の有機農業、有機農産物を取り巻く経済環境の変化だったり
(日本は先進国の中でも有機農産物を買うシェアが低く、伸びしろがあると見られていて、
海外資本の有機食材を扱うスーパーの出店が増えるのだそう。
また、東京オリンピックで有機食材が必要となるため、茨城などはベンチャー企業ラッシュなのだとか。)、
消費者の求めるものの変化だったり。
産直の会の野菜セットのようにそのままの形で届くのではなく、
すぐ調理できるカット野菜を5種類位入れてレシピ付きの惣菜キットがブームだとか。
必要な背景は想像できるけれど、それに慣れたくはないし、慣れてほしくないという私もいます。
農政の大転換期でもあり、食卓の事情もひと昔前とは異なる中で、農家の私ができること。
それはやっぱり農薬を使わずに美味しいものを育てること。
寺島さんのおかひじきだったり、伝吾さんの白菜みたいに選ばれる農家になること。
ん~、道は険し!!
でも小さい農家が生き残る道は今も昔もそこしかないよねと思うのですが、
いかがでしょう?