山形美味屋ブログ

2018.11.08

畑からのメッセージ

先日、仙台で暮らす学生さんたちに話をする機会がありました。

(若者の定住促進事業の一環)

自分で取り組んでいることの話をということで、

ただ話していてもつまらないなぁと思い、

根っこ付きの赤根ほうれん草や、仙台雪菜、山形青菜など実物をみてもらうことにしました。

話している中で赤根の根っこを食べてみたいということになり、

でもさすがに生で根っこをかじってもらうわけにも。

根元の小さな葉っぱを食べてもらいました。

私は幸せなことに、よそでほうれん草を買って食べないので知らなかったのですが、

一人の学生さんはほうれん草は苦いものだと思っていたと。

私はもうその言葉にびっくり。

本当のほうれん草の美味しさを知らないなんて、残念すぎる!!

甘さを感じていもらえて、生だとリンゴの皮の味に似ていると彼女は言ってくれました。

家で手をかけて出てきた料理が苦くては、味の濃い中食、外食のほうがおいしくなってしまうよなあと。

料理が楽しくなるような野菜を育てたいなぁと思う秋の1日でした。

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