2019.01.10
畑からのメッセージ
新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
年末降り積もった時には正月は雪片付けで終わるだろうかと思いましたが、
あれから積もるような雪は降らず、
とても穏やかな正月を過ごすことができました。
ひょっとしていいことがありますようにと「ひょう干し」を食べて、
数の子豆(秘伝豆)に黒豆煮、雪菜の冷や汁。
子供のころはいつも同じでと思っていましたが、
これを作ればいいと決まっていることの楽しさを感じるようになったのは
私も台所に立つようになったからでしょうか?
また、おきたまの干し物料理の豊かさや、雪国のたくましさを感じいるのも、
それらが並ぶお正月。
生で食する味わいと、干して食する味わいの両方を感じて暮らせる私たちは、
つつましくも豊かだなぁと、最近特に実感するのです。
逆に時間をかけないことが優先される今の世の中では、
干し物は贅沢かもしれませんね。
今年も置賜(おきたま)で育った地味あふれる野菜やお米を
皆さんに届けられるように精進したいと思います。
2019年が皆様にとっても実り多き1年となりますように。