山形美味屋ブログ

2019.12.13

畑からのメッセージ

水菜の美味しさわからないと先週書きましたが、

一度雪に覆われて、それから顔を出した水菜は、触り心地?も食感も違って驚くばかり。

おもしろい!!

冬の露地野菜の楽しさです。

かぶも同様、今年は何年もちりめん五月菜を育ててきた場所に、冬野菜を播いてみたのですが、

いつもはA品・B品半々のかぶも、A:B=5:1の出来栄えに。

私自身がびっくり…。

大きく育っても筋っぽくならず、葉も柔らかくて、生で食べても美味しくて・・・。

山形青菜は虫が多かったり、山形赤根は黄ばんで売り物にならなかったり、

がっかりすることの多かった最近、最後の露地野菜の奮闘に、こちらが励まされるようです。

収穫作業も袋詰めも、倍時間がかかるけれども、おきたまの気候風土を一番食べて感じて頂ける、

この滋味深い味わいは、やっぱり特別。

いまのご時世とは正反対なことをやっているなぁとも思うけれど、

皆さんとこの味わいを分かち合える喜びがあればこそ。

今年もまたお付き合い頂いた感謝の気持ちを込めて。

おきたまの冬の味わいをお楽しみください。

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