果物

さくらんぼ

 山形県を代表する初夏の味覚と言えば、ルビー色に輝くさくらんぼです。真っ赤に色づくその姿はとても愛らしいものです。ところが、さくらんぼはとてもデリケートな果物。まず雨に大変弱く、梅雨の時期が収穫期にあたるため農家の方はビニールをはって雨よけします。(雨や風で傷つくとすぐに病気になります。)さらに、人がおいしいものは鳥にも美味しいらしく、鳥の害からも守ってあげるために網を張る作業もあります。おきたま興農舎では、手間ひまを惜しまず、農薬を減らし、有機肥料のみで丹念に育てています。


■さくらんぼ物語

 今から40年程前、実家の畑にさくらんぼの木が何本かありました。ナポレオンという品種で、父母の畑仕事について行って勝手気ままに木に登って食べた記憶があります。生のさくらんぼは「酸っぱくてまずい・・・」としか感じていませんでした。はけご(農家にある収穫用のかご)にいっぱいとって甘く煮て食べるのが主流だった様な気がします。それから何年か後、有名な「佐藤錦」との出会いは衝撃的でした。大きくて、甘くて!生がおいしい!!ナポレオンは加工用に栽培されることが多かったことを知ったのは随分さきのことです。

 今では全国的になった、生食用さくらんぼの背景には、高速交通網の発達を抜きにしては考えられません。日持ちの悪いさくらんぼが次の日には店頭に並ぶ様な時代です。さらに近年では佐藤錦の日持ちしない、高温に弱いなどの欠点をカバーするような品種も登場して来ました。全国のみなさんに、ますます美味しいさくらんぼがお届けできるようこれからも丹誠込めて育てていきます。

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さくらんぼ

農薬を減らし、天然資材で
育てた自慢の
佐藤錦。

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