野菜

うす皮丸ナス

 形は丸から巾着型で,色は紫色で濃く光沢があります。(有機肥料の場合、特に良くなります。)肉質は締まり歯切れが良く、味も良く、皮が非常に薄いのが特徴です。ただし、病気にかかりやすく、連作にも不向きで、多量の雨にも弱いのが欠点です。


■うす皮丸ナス物語

 うす皮丸ナスの先祖は、慶長年間(1600年頃)上杉家が越後から移封された際に導入されたと言われています。その後、上杉鷹山公が貧しい下級武士達に、作付けを奨励したことから、栽培が盛んになりました。昭和40年頃、そのナスを選抜改良したものが、うす皮丸ナスと呼ばれ置賜地方で広く作られる様になりました。亡くなった祖父は「うす皮丸ナスは7年以上、土地を休めないと育たないものだ。」と言っており、春になって作物の畑割りを考え、連作を防ぐようにしています。ナス科の植物(じゃがいも、トマトなど)の後に植えただけでも病気で枯れてしまうことがあり、収量も落ち着きません。でもやはり置賜地方ではこのナスが一番。ふるさとを遠く離れて暮らす人にも、思い出の味です。


■その他

 置賜地方特産と言われたナスもF1種が現れ、1月頃から関東地方のハウス栽培ものが出回る様になりました。市場だしの場合は着果を良くするためにホルモン剤をかける場合もあるそうです。ちょっと怖いです。

うす皮丸ナス

おきたまの夏の味覚
思い出のふるさとの味
薄皮丸茄子
塩漬け・醤油漬けは絶品!

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