野菜

おかひじき

 アカザ科の一年草で、アジアからヨーロッパ南西部周辺の海辺の砂地に自生しています。名前は、見た目が海藻のひじきに似ていることに由来しています。日本でも古くから食されており、17世紀頃より食用に栽培されていたという記録が残っているそうです。現在、北海道~九州地方の海岸の砂地に多く自生していて、置賜地方には、江戸時代最上川の上流の船着き場の砂塚村(現在の南陽市)に植えられたのが始まりといわれています。


■おかひじき物語

 6月初め、むせ返る様な新緑の山の道を登って行くと、"トラック一台がやっとの道幅"突然に視界が開け、飯豊、月山の山脈を遠くに望み、点々と散在する集落の眺め、標高600mの笹子平(ササコダイラ)という寺島さんの畑に着きました。40年近く前、仲間4人と高原野菜の出荷を目指して開墾を始めましたが、次々と仲間の方はやめてしまい、今は寺島さんただ一人となってしまいました。立地条件や収益性等、悪条件と闘いながら、土作りと技術、食味の向上に努め見事立派な野菜畑にしあげられました。今回は息子さん夫婦がハウスのビニール張りの仕事をしておられました。7月から8月のおかひじきは笹子平の山で栽培されます。艶のある初々しい緑と、シャリッとした歯ごたえは、安全な資材と肥料ならではの味です。ミネラル豊富なおかひじきで暑い夏を乗り切ってください。


■その他

 空気中の水分、湿度さえも気にかけながら、農薬の使用を削減しての栽培です。農薬の使用を削減して、おかひじきを作れる人はどんな野菜も作れる名人と思っております。

おかひじき

独特のシャキシャキした食感。
栄養価にも優れた
おきたまの伝統野菜
おかひじき

安心野菜セット

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