おきたま興農舎のお米作りのこだわり

白芒もち(しろのげ)

 約250年程前、名君の誉れ高い米沢上杉藩主・鷹山公が九州の高鍋藩(現在の大分県)から養子として迎えられた際に導入された『豊後もち』がルーツと言われていますが、定かではありません。
白芒もちの由来は稲の花が咲く頃、芒の部分が普通の米のそれよりも倍以上も長く、まるで田んぼが白い麦畑の様になることから名付けられられました。
農薬にも化学肥料にも弱く、丈は人の胸元近くほど伸び、桿は太くしなりがありますが、刈り取る前に倒伏してしまいます。
けれども、食味の良さと、わら工芸(雪ぐつ作り等)に最適なため、米沢の片隅で、たった一戸 窪田町中田の旧家 安部浅治郎家によって作り継がれてきたものを、農薬・化学肥料を使わずに栽培。
米沢市の古山好樹、高畠町の小林亮に加え、南陽市の吉田正行が加わり、80aの作付で2400kgの収穫を確保しました。
口にいれるときめの細かなマシュマロの様な舌触り、雑煮にしても煮崩れしないこしの強さ。
相反する性質が絶妙にマッチした最高の「もち」だと自負しています。

白芒もち

白芒もち

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